後遺障害認定はスピード勝負です。交通事故後は早期相談が後遺障害の認定率に大きく影響します。
交通事故に遭った後、「まだ痛みが残るけど、後遺障害のことはもう少し様子を見てから考えよう」と思っていませんか?
実はその考え方は最終的な賠償金額という意味では適切ではありません。
後遺障害の認定率を考えると、準備はより早い方がよいです
早期に適切な対応を始めるかどうかで、後遺障害認定の成否、それにより賠償金額までも大きく変わってしまいます。
なぜ、交通事故後に早期相談をしないと認定率が落ち、最終的に賠償金が落ちてしまうのかを解説します。
なぜ交通事故後はすぐに後遺障害の準備を始めるべきなのか?

後遺障害認定において非常に重要視されるのは、事故直後から一貫した医学的記録です。
事故直後に感じた症状
医療機関での診断内容
継続的なカルテの記録
画像検査(レントゲンやMRI)の結果
これらが時系列で整っていることが、認定の大前提です。
事故から時間が経ってしまうと、
「本当に事故が原因の障害なのか?」
という疑念の余地が生じてしまい、後遺障害の認定が非常に難しくなってしまいます。
「後から作る証拠」では認定されない

一部の事務所では「弊所には顧問の医師がいるからね」「後遺障害診断書だけ上手く書けば認定される」と案内する事務所がありますが、
しかし現実には、事故直後からの記録の積み重ねがなければ、いくら診断書を工夫しても認定されません。
後遺障害認定の審査では、通院頻度、症状の流れ、医学的所見などが総合的にチェックされます。
つまり、「最後の1枚の診断書」だけで勝負は決まらないのです。
私たちがこれまでサポートしてきた事例でも、
事故直後から正しいアドバイスを受けた方
症状固定後に初めて相談に来た方
この両者を比較すると、後遺障害認定率が50〜60%も違うことがあります。
たとえまったく同じ怪我でも、「準備のタイミング」で結果は大きく分かれるのです。
後遺障害認定を目指すなら押さえておきたい3つのステップ

1. 事故直後の初診で必ず症状をしっかり伝える
どの部位が痛いか
しびれや麻痺があるのか
初診時にできるだけ抜けなく診断書に記載してもらうことが重要です。
2. 定期的に通院を継続する
途中で通院を中断してしまうと、「症状が治まった」と判断されるリスクがあります。
痛みが続いているなら、必ず医師に伝え、診療記録に残しましょう。
3. しっかりと正しい診断書を作成してもらう
症状固定とは、これ以上の治療効果が見込めない状態を指します。
後遺障害診断書の内容が非常に重要なため後遺障害に強い専門家のレクチャーを受けた上で診断書を依頼すべきです。ここで詳しいレクチャーをせずに紙を一枚診断書と一緒に医師に渡してくださいと言った事務所は専門家とは言えません
交通事故の後遺障害は「早めの相談」があなたを守る
交通事故後は、痛みや治療だけでも大変で、つい後遺障害の準備が後回しになりがちです。
しかし、後遺障害認定に向けて最も大事なのは、「早く動くこと」です。
迷ったら、まずは専門家にご相談ください。
早期相談により、適切な通院方法、検査内容、診断書作成まで総合的にサポートできるからこそ、あなたの正当な権利を守ることができます。